
高度な技術が必要とされる高精細・特殊スクリーン印刷。それぞれの特徴を生かした高級感あふれる付加価値の高い印刷を可能にします。

印刷物をルーペで見ると、小さな点が規則正しく並んでいることが確認できます。この点を網点と言い、1インチの間に並ぶ網点の数をスクリーン線数と呼びます。
高精細AMスクリーン印刷とは、通常のカラー印刷のスクリーン線数が175線であるのに対し、それ以上の高いスクリーン線数を用いた印刷手法のことです。スクリーン線数が高くなると網点が見えなくなり、プリント写真のように滑らかで、細かいディテールや豊かな色彩の再現が可能になります。高精細印刷は、写真集や美術書などのグレードの高い印刷に最適です。

網点が一定の間隔で規則正しく並びその大きさで濃淡を表現する従来のAMスクリーン印刷に対し、FMスクリーン印刷は、同一サイズの極小点をランダムに配置しその密度で濃淡を表現します。そのため、パターン画像との干渉モアレや線切れが発生しません。また、スクリーン角度を持たないため多色刷りに有効です。山田写真製版所ではHi-Fi7色印刷、ヘキサクローム6色印刷などの広色域印刷にも活用しています。

ハイブリットスクリーンとは、AMスクリーンとFMスクリーンの長所を取り入れた中間に位置する印刷方式です。ハイライトやシャドーはFMスクリーンを使い、中間部はAMスクリーンのようにドットの大きさを変えて階調を表現します。ドットはランダム配置なのでモアレが発生する心配はありません。他の高精細印刷方式と同様にドットが小さいため、インキ量の削減や乾燥時間の短縮など、資源・エネルギーの節約にもつながります。
