画像処理技術
感性に訴える画像処理。常にお客様の期待を上回る高次元の画像品質。
画像補正技術
品質の高い画像とは、いったいどのような画像でしょうか。実物を忠実に再現した画像でしょうか。それだけではありません。人にはイメージとして記憶している色があるからです。
例えば、桜の花の色。多くの人が淡いピンク色と思っていますが、満開の時の花びらはほとんど白に近い色です。肌の色も同じ。製版の世界では昔から、「肌色は再現するものではなく、創るもの」と言われています。人物写真の場合は、肌荒れを抑えて明るい健康色に、歯や白目はより白く、全体的に陰影をつけて立体感を出すなど、好ましい人物画像に変身させます。
他にも、空の青や芝生の緑など、実際の色よりも鮮やかで強調された色が記憶色・期待色として脳裏にインプットされています。 当社は、この感性に訴える画像補正技術を、長年の製版の歴史の中で蓄積してきました。
補正前
補正後
画像加工技術
切り抜きや合成、修復、消去、ザラツキ除去などのあらゆる画像加工は、専門スタッフが専用ソフトを駆使して、どのようなご要望にもお答えいたします。
補正前
補正後
画像補正技術
同じ画像データでも、紙やインク、印刷機などの条件によって色再現が違ってきます。この差異を極力抑える変換技術がプロファイルを使ったカラーマネージメントシステムです。
また最近は、デジタルカメラによるRGB画像が主流となり、Webや広色域プリンターなど広範囲にRGB画像が使われるようになりました。これらのさまざまな用途に合わせて、最適な画像を作り出す変換技術がRGBワークフローです。
当社では、これらの変換技術をいち早く導入して、カラーマッチングに取り組んでいます。
元画像→コート紙印刷
元画像→上質紙印刷
変換画像→上質紙印刷
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