広い色域の印刷
YPP7色、YPP6色、高演色4色など技術を結集した広い色域の印刷

10色印刷機の導入により普及した多色印刷は、従来のCMYKインキを越えた鮮やかな色再現で印刷物に新たな進化をもたらしました。10色印刷機の特性を活かした製品をどのように生み出すかは印刷業界の大きな課題でしたが、当社の長年の技術とノウハウで見事に10色印刷機の特性を活かした鮮やかな印刷を実現することが可能となりました。
Hi-Fi7色印刷(CMYK+RGB)
色再現領域の拡大というメリットがある一方で、色分解・スクリーニング・印刷条件・品質管理など検討課題も多いCMYK+RGBインキを使用した7色印刷ですが、当社では、Hi-Fi7色を基本にした「YPPカレンダー」の制作から多くのノウハウを得ることができました。
インキメーカーと相談して開発した当社仕様のCMYK+RGBインキ、またAMとFMの版を併用したハイブリッド印刷もそのひとつです。これらの技術とノウハウを結集した当社にしかできないCMYK+RGB印刷をぜひご利用ください。
ヘキサクローム印刷(CMYK+OG)
通常のCMYKインキよりも彩度の高い4色インキを使い、さらにオレンジとグリーンを加えて幅広い色の再現を可能にしました。YPP6色印刷はこのヘキサクロームの特徴を生かし、従来のCMYK印刷では表現し切れなかったより鮮やかで、にごりがなく、発色のよい印刷を可能にしました。
- ヘキサクローム
- 1995年米国パントーン社が開発した6色による印刷プロセスのこと
カレイド4色印刷(CMYK)
鮮やかな色を再現したいが設備やコストなどの制約からCMYK4色で印刷しなければならない場合は、カレイド印刷をおすすめします。
カレイド(Kaleido)とは、東洋インキが開発した4色枚葉プロセスインキのこと。色域は従来のレギュラー4色より格段に広く、4色でありながら従来では考えられない色再現性が、デザイナーやカメラマンのニーズにお応えします。
下図は、RGB 元画像・標準4 色印刷と広色域印刷方式3 種を比較した画像です


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